USBメモリから起動したFreeBSDで、ZFSのNASを作ったときのメモ。(インストールとOSの設定編)
全力で脱線しまして、FreeBSDでNAS作ったときのメモ。
ちなみに、うっかりIYHした機種はこちら。
NEC Express5800/120Li
あまりの爆音っぷりにファンを交換した話はまた別の機会に。
すでに周回遅れだし、先人の知恵のコピペ。
有用なサイトは山ほどあるので、自分で入力する内容のメモ。
とりあえずドライブとかはこんな感じ。元々ハードウェアRAIDが組まれていましたが、無効化しておきます。だって、da0とda1でRAID1、da2-5は単独接続みができないんだもの。
事前にFreeBSDのサイトからダウンロードしたimgファイルをddやDDforWindowsとかブート可能なUSBを作れるライティングソフトで書きこむ。(FreeBSDのハンドブック参照)
うまくda8にインストール用USBメモリが認識されたけれど、これが違ったらまた面倒なことになりそう。
本体メモリが4Gあるから/swapレスでも行けるような気がするけど、余ってたメモリを使っておきます。正しいかといえば多分正しくない。
distributerはcustomで、kernelとbase,portsだけインストール。
sysinstallの内容はまぁ適当に。inetでSSHを有効にするのと、sysinstall中でSSHログインの有無を聞かれたときにYesにすると、あとでエラーが大量に吐かれるので、どっちかにしておく。
Packageの追加で、とりあえずbashだけインストール。
Userの権限はwheel。
あとは適当に選んで再起動。
再起動後、ログインしたらrootになる。
$ su
PassWord:
ry) to root on /dev/ttyv0
#
zfs.koのロード
# kldload zfs.ko
# kldstat
Id Refs Address Size Name
1 12 0xffffffff8010000 c9fe20 Kernel
2 1 0xffffffff8e22000 c46 warp_server.ko
3 1 0xffffffff8e23000 c9fe20 zfs.ko
4 1 0xffffffff80f2800 c9fe20 opensoralis.ko
da0からda4をクリーンにする。
# gpart create -s GPT da0
# gpart create -s GPT da1
# gpart create -s GPT da2
# gpart create -s GPT da3
# gpart create -s GPT da4
ここでGPTにしておかないとZFSにできないようです。
パーティションが残っているなら、gpart delete -i 1 da0とかでパーティションを削除してから、gpart destroy da0。
zpoolの作成
#zpool create zpool da0 da1 da2 da3 da4
invalid vdev specification
use '-f' to override the following errors:
/dev/gpt/da0 is part of potentially active pool 'zroot'
あれ。前に試した情報がda0とかにのこているようです。
- fで強制的に実行。
#zpool create -f zpool da0 da1 da2 da3 da4
# zpool list
NAME SIZE USED AVAIL CAP HEALTH ALTROOT
zpool 340G 79.5K 340G 0% ONLINE -
5つのドライブが連結しました。
色々設定していきます。
/etc/rc.confに追加
dumpdev="NO"
powerd_enable="YES"
powerd_flags="-a adp -n adp"
clear_tmp_enable="YES"
zfs_enables="YES"
/boot/loader.confに追加(というか新規作成)
kern.cam.boot_delay=10000
cpufreq_load="YES"
ahci_load="YES"
zfs_load="YES"
1行目はUSBメモリを認識してもらうためにちょっと待たせる設定。